TBR
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   漁業用

漁業用ロープ

弊社創業以来、開発に最も力を注ぎ、各種多様な漁業に携わってまいりました。使用して頂く方に喜んでもらえる製品とは何か?常に使う人の立場になって組紐を作ってまいりました。その姿勢は昔も今も変わりません。
刺し網用には1本棚で使用できるワンラインフロート。鉛を1つ1つ付けることなく、1本で良い沈子コード。仕立て技術の無い方でも容易に網とロープを付けられるネッティングロープ。撚りの入らないダイヤロンクロスやバランスの良いワンダースライン。養殖業用にはホタテ貝が育ちやすいループコード。アゲピンの刺しやすいクロスロープ。近年では、中・上層引き網用フロート・沈子のドラゴンとオロチ。
各分野での組紐での開発改善を行い、これからも新分野へ挑戦して参ります。
人工藻・産卵藻

藻場は、水生動物のために重要な役割を果たしています。
しかし、沿岸域の開発などにより、近年その藻場が大幅に減少しています。
弊社の人工藻シザロンは、水生生物のための産卵場や稚仔魚の生育の場を提供します。
また、イカ用産卵藻イカニモはイカ漁に使用される柴の代用としてだけでなく、イカの資源増殖のための産卵礁としても活用できます。




   農業用

ハウス栽培に使用する組紐として、耐候性が良く、強力と伸性に秀でたポリエチレンの組紐で、弊社は農家の方に喜ばれてまいりました。代表的な製品はPE16打芯無し組紐(PE500d×4×16)や、PE/ビニロン16打芯入りなどがございます。
近年では、バイオコードによる水質浄化技術を応用し、水耕栽培事業への展開に着手しております。水耕栽培システムは、微生物による水質浄化方法で、根酸や有機酸、病原菌を除去し、無排水で循環溶液栽培が可能なため、経済的で地球環境にやさしい農業が可能です。





   インテリア用

TBRのインテリア用ロープは、ブラインド、照明器具、換気扇等の引っ張り紐に耐候性に強く、ケバの出にくいエステル8打16打・ナイロン8打16打の組紐を使用しております。また、カーテンの裾に平均した力を加えることにより美しく見せるカーテンウェイトもございます。






   テントシート用

高所作業を余儀なくされる現場において、ロープの機能は最重要の課題となります。耐磨耗性に優れ、強力と作業性においては、金剛打が最適です。
金剛打とは12打もしくは18打丸紐ロープのことです。自然回転しながら組まれますので、耐摩耗性に優れ、擦れの激しいテントシート用やエンジンのスターターコードに用いられます。
現在は主に、ビニロン、ナイロンの素材を活用し、状況に合わせてご紹介させて頂いております。





   レジャー用

TBRのレジャー用ロープは、海に街に山に幅広く使われています。
例えば海では、ヨットのセールロープとしてダブルブレイドが使用されています。また、山ではアウトドア用テントのテントシートと骨組みとを縛る用途で、金剛打が使用されています。街中ではゴーカート等のエンジン付き遊具のエンジンスターターロープに金剛打が使用されています。





   船舶用

船舶用組紐としては、主にヨット用セールロープとしてダブルブレイドがお勧めです。
ダブルブレイドは、通常のクロスロープより伸度は1/3に抑えられ、柔らかく、平滑で磨耗による局部的な損傷が起きにくくなっています。コストパフォーマンスを実現したポリプロピレン素材と、より高級感のあるポリエステル素材の2種類がございます。






   スポーツ用

TBRのスポーツ用ロープは、柔らかくても腰があるカラーバリエーション豊富な1人用縄跳び用ロープから、柔らかく腰がある多人数で飛ぶ長縄跳び用ロープまで幅広く取り扱っております。
近年、ワイヤーから軽くてしなやかで丈夫な耐候性に強いエステル素材を使用したネット張り用ロープを取り扱っております。




   身装用

洋服に使用されるスピンドル紐や、8打16打、24打、32打など、各種打ち方にてご対応させていただきます。






   土木建築用

建築用の落下防止ネットを繋ぐ結束紐にポリエチレンフィルム16打を使用します。60pと80p、100pにカットしてあります。
コンテナバックの口紐にはポリエチレン金剛打(φ6oとφ8o)が使用されています。また、トラックロープとしてはビニロン金剛打が使われています。
カラス除けネットのウエイトとしては沈子コードが使用されています。12g/mから2kg/mまで各種取り揃えております。





   河川池浄化

TBRは、環境用水の浄化を目的とした組紐ロープの研究開発に取り組み、1985年にひも状接触材バイオコードを完成させました。
バイオコードは、特殊加工した放射状のループ繊維に微生物を繁殖させ、その力で水質を浄化します。
バイオコードは、立体的空間容積が大きく、表面部に好気性微生物、中心部に嫌気性微生物と多種多様な微生物を大量固定することが出来ます。
バイオコードによる河川池浄化の原理

バイオコードを用いた河川池浄化の方法は、河川が本来持つ「自浄作用」を基本とする生物処理法です。
すなわち、河床の砂礫や水草等の表面に付着生息している微生物膜に流水が接触し、流水中の汚濁物質である有機物等がこれらの微生物の作用によって酸化・分解される現象を利用したものです。
水路内に設置されたバイオコードには水中の微生物が大量に付着し、水中の汚濁物質を効率良く分解します。
これらの微生物はワムシやミミズの餌となり、最終的には魚が捕食。この「食物連鎖」によって汚泥の発生も抑制されます。

バイオコードによる河川池浄化の特徴

1.自然の理にかなった直接浄化が可能です。
2.汚濁負荷の状況にもよりますが、河川ではわずか2〜3日で微生物が付着します。
3.水流による微生物膜の剥離が少なく、安定した処理効果が期待できます。
4.設置工事・維持管理ともに簡単です。
5.水路内に直接設置した場合でも水位変動に対応できます。
6.河川の流下延長100m設置で、20%〜30%のBOD除去が期待できます。



   排水処理

排水処理

近年、食品工場や化学工場などで生産設備増強のため、排水処理設備の機能強化の必要性が高まっております。微生物の固定床となるバイオコードは、生物処理の安定性向上および余剰汚泥の低減対策に最適です。
バイオコードは細かい繊維をモール状に加工しているため、微生物の固定能力が高く、近年需要の増えている硝化・脱窒処理にも最適です。
その用途は広く、下水処理・農業集落排水処理・生活排水処理・上水前処理・海水浄化・養魚循環ろ過(陸上養殖)等、BOD濃度の高いものから低いものまで、多種多様な条件下で使用されており、非常に良い処理効果を示しています。
バイオコード標準品バイオコードMKタイプバイオコードSPタイプと処理対象水によって使い分け可能です。
濁水処理

モールコードは、軽量フロックを捕捉することが出来る簡易ろ過システムです。水タンクなどにすだれ状に設置し濁水を通すことで、土壌を掘削する際に出る濁水を、モールコードを通して接触沈殿させたり、濁水処理装置から流出する軽量フロックをモールコードに引っ掛けてろ過します。ロープ状なので、設置方法は自由です。シックナーに直接設置することも可能です。




   油処理

海洋や河川での油流出事故や工場内での油漏れなどの際に活躍するのがオイルキャッチャーロープ(略称:OCR)です。
オイルキャッチャーロープは、ポリプロピレンを使い、幹縄の周りに綿状のモールを引き出した油吸着ロープです。
優れた油の吸着性を発揮し、繰り返し使用にも耐え、収納にも場所をとりません。さらに分散した微粒子状の油も吸着します。
オイルフェンスとの併用で流出油の回収時間の短縮ができます。
台所の排水口にうっかり流してしまう食品排水中の油分をキャッチするのは、アブラスリングです。
アブラスリングは、今までどうすることも出来なかった煮汁や食材から出る少量の油、食器類に付着した少量の油分だけを水はほとんど吸わずすばやく吸着します。
TBRが長年培ってきた組紐技術を活かし、細かいポリプロピレン繊維をモール状に形成することにより、ポリプロピレンの水を吸わずに油を吸着するという特性を最大限に引き出しました。



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